6・9院内集会に参加、発言しました。

戦没者の遺骨が含まれる土砂を辺野古新基地に使わせてはなりません

6・9院内集会

に参加、発言してきました。

 

●発言・内容●

「沖縄支援版画ビラ撒き・東久留米」です。

 皆さんに伝えたいすごいことをしている訳でも、特に訴えたいことがあるわけでもありません。
 多摩地区の東久留米の駅頭で、ささやかな活動を続けていることを伝えることで、皆様の応援になるのではと思って報告します。

 私たちのスタートは、2019年3月で、辺野古の県民投票を政府が無視したことに小金井市議会が国民的議論を求める意見書を採択した時です。

 沖縄はやれることは全てやった。バトンは本土に渡されている。何かしなければ、という思いです。
 私と堀江さんは、元教師なので、「いじめ」の指導で、一番問題なのはクラスのみんなが「見て見ぬふり」をすることだ、と指導してきました。
 しかも、沖縄をいじめる政府を選んでいるのは私たちです。

 私たちに責任がある。何かしなければいけない。
 ・政府を変える、これが一番だけどなかなか難しい。
 ・地方議会を動かすこと、これはできるかも。
 ・市民に向けて沖縄を忘れない声を挙げること。これはできる。

 近所に住む、教師の仲間だった、元図工の先生で版画作者の堀江さんと二人で、版画でビラを作って配ろう、と始めました。会を作ったわけではなく、知人に呼びかけて協力を求めて始めました。初回は7名の参加で、他に7名が様子を見に来てくれました。
 会の名前はないので、ここに参加するときに、「沖縄支援版画ビラ撒き・東久留米」と命名しました。

 一番心を配っていることは、「受け取った方が、喜んでくれる」ビラを配りたい、ということです。
 書籍用紙というクリーム色のきれいな紙を二つ折にして、表に堀江さんの沖縄の版画を。ビラを差し出すと、人の眼が「これは何だ?」とビラの表面の絵に注がれます。版画の人を惹きつける力はなかなか強いものがあります。
 それから、中身を読んで面白い、ように工夫しました。今日、資料にその例を入れました。俳句やクイズや詩やウーマンラッシュアワーの漫才やら、工夫しました。
 「このビラは捨てられない。取ってあります。」
 「ビラを本のブックカバーにしています。」
 「このビラをもらっていって、別の所で配っていいですか。」
というような、嬉しい声を聞いています。
 子どもが手を伸ばし、親が止めると、「だって絵がきれいなんだもの」と。

 それから、配り方に、工夫をしました。楽しくなるように。
 デニー知事のお面を付けたり、父の日のプレゼントを「かりゆし」にしてもらって着たり、辺野古のおばあの真似をして赤いマスクをしたり、クバガサを被ったり、沖縄の音楽を流し、三線奏者のまっしーに演奏してもらったり、カンパを頂いた方には、版画の絵はがきをお配りしたり。版画の原画を掲示してミニ展覧会にしたり、遠くから何をやっているか分かるように横断幕を作ったり。

 今日まで、3年、32回を重ねてきました。
 成果は、分かりません。
 昨年秋、遺骨土砂の意見書を求める請願を出して、全会派の市議会議員に訴えました。市議会で総務文教委員会は通ったものの、本会議で一票差で否決されてしまいました。
 けれども、この運動から清瀬市東村山市での意見書採択を勝ち取ったのは嬉しい成果です。

 これを始めた時に、辺野古が勝利するまで、または堀江さんが倒れるまで、続ける、と決めました。
 堀江さんが倒れる前に、辺野古の勝利が望みです。
 ということで、ささやかな活動ですが、ずっと続いているはずですので、応援してください。
 なお、版画作者の堀江さんは、版画が皆さんに利用していただければ嬉しいと思っていますので、ブログなどから取ってご利用ください。